オンラインゲーム『PerfectWorld~完美世界~』の魔導大好きすぎて魔導人口増加のために頑張っていきたいと思っています。魔導伝道師を目指して書き続けるブログ(笑)。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
こんにちは、へっぽこ弓師の瑛慈です。
今日は中国の雑学、昨日少しだけ触れた三皇五帝についてのお話。
参考はPHP文庫の『現代活学講話選集1 十八史略(上)』から。
安岡正篤先生のご存命時の講演をまとめたものですね。
ここから僕の考えも少々交えて書いていきます。
三皇五帝として挙げられる、三皇は
・太昊伏羲(たいこうふっき)またの名を庖犧(ほうぎ)
→自然の動物と同じように食事をしていた人間に初めて料理して食べるということを教えた。
・炎帝神農(えんていじんのう)
→陰陽五行思想により火徳の王とされ、火を活用することを民に教えた。
また農耕を教え、農作物の交易から医薬までを教えた。
・黄帝軒轅(こうていけんえん)
→武力統一を果たし、統一政権を樹立。
家来の蒼頡(そうきつ)に命じて文字を創らせる。ここから中国の歴史は黄帝紀元から始まるとされています。
従来中国では、黄色は帝王の色、帝王を代表する色としているということです。
ここまでが三皇。
五帝はというと、
・少昊(しょうこう)
・せんぎょく←漢字出ません
・帝こく←漢字出ません
・堯(ぎょう)
・舜(しゅん)
という五人になります。
少昊は太昊伏羲に対して、少なのでしょうね。昊は夏の空のことだそうです。
せんぎょくは漢字出ませんのでイメージしづらいかと思いますが、『せん』の字は愚かという意と謹む姿を表す字、『ぎょく』の字はぼんやりしている、の意。
これは無為の治というように、自分の権威や能力を自覚しない、無意識で謹厳・謹直な姿であったということで、こういった部分は中国では非常に尊ばれるそうです。
『せん』は『瑞』の右側と『頁』の組み合わせ、『ぎょく』は『王』と『頁』の組み合わせた漢字です。
帝こくの『こく』の字は『興』の字の下に『告』の字。
おそらく告の旧字ではないかと思います。
字の意味としては、厳しく布告する・号令するということで、権力支配というとなんだかイメージがよくありませんが、国家としてうまくまとめあげたということではないかと思います。
堯は高遠を意味するということで、品格・権威というものが高く遠大である、そういう人間の内容や権威の高遠さを表す。
舜は俊才の俊と同じように、頭がいい・才があるという意味。
流れを見てみると、大きな器を持つ人物『少昊』が現れました。例えば呂新吾の『呻吟語』から引用すると、『深沈重厚これ第一等』、これはせんぎょくのこと。帝こくから帝堯へかけての価値観として『磊落豪雄(らいらくごうゆう)』が当てはまる。そして『聡明才弁』が舜に相当するということで、中国の歴史的価値観・人物観をこの五帝で表しているということになるようです。
ということで出てきましたね、黄帝軒轅。
武力統一を果たした人ということで、修羅道というイベント名もなんとなく頷けます。
まあ、だからどうしたと言われると元も子もないわけですが、ちゃんと考えて作られているわけですね。
最後まで読んだ方、長々とお疲れ様でした(苦笑)。
こういった部分を知っていると、なんとなく楽しくなってくるかもしれません。
雑学として使ってもナンパは出来ないでしょうけどね(笑)。
今日は中国の雑学、昨日少しだけ触れた三皇五帝についてのお話。
参考はPHP文庫の『現代活学講話選集1 十八史略(上)』から。
安岡正篤先生のご存命時の講演をまとめたものですね。
ここから僕の考えも少々交えて書いていきます。
三皇五帝として挙げられる、三皇は
・太昊伏羲(たいこうふっき)またの名を庖犧(ほうぎ)
→自然の動物と同じように食事をしていた人間に初めて料理して食べるということを教えた。
・炎帝神農(えんていじんのう)
→陰陽五行思想により火徳の王とされ、火を活用することを民に教えた。
また農耕を教え、農作物の交易から医薬までを教えた。
・黄帝軒轅(こうていけんえん)
→武力統一を果たし、統一政権を樹立。
家来の蒼頡(そうきつ)に命じて文字を創らせる。ここから中国の歴史は黄帝紀元から始まるとされています。
従来中国では、黄色は帝王の色、帝王を代表する色としているということです。
ここまでが三皇。
五帝はというと、
・少昊(しょうこう)
・せんぎょく←漢字出ません
・帝こく←漢字出ません
・堯(ぎょう)
・舜(しゅん)
という五人になります。
少昊は太昊伏羲に対して、少なのでしょうね。昊は夏の空のことだそうです。
せんぎょくは漢字出ませんのでイメージしづらいかと思いますが、『せん』の字は愚かという意と謹む姿を表す字、『ぎょく』の字はぼんやりしている、の意。
これは無為の治というように、自分の権威や能力を自覚しない、無意識で謹厳・謹直な姿であったということで、こういった部分は中国では非常に尊ばれるそうです。
『せん』は『瑞』の右側と『頁』の組み合わせ、『ぎょく』は『王』と『頁』の組み合わせた漢字です。
帝こくの『こく』の字は『興』の字の下に『告』の字。
おそらく告の旧字ではないかと思います。
字の意味としては、厳しく布告する・号令するということで、権力支配というとなんだかイメージがよくありませんが、国家としてうまくまとめあげたということではないかと思います。
堯は高遠を意味するということで、品格・権威というものが高く遠大である、そういう人間の内容や権威の高遠さを表す。
舜は俊才の俊と同じように、頭がいい・才があるという意味。
流れを見てみると、大きな器を持つ人物『少昊』が現れました。例えば呂新吾の『呻吟語』から引用すると、『深沈重厚これ第一等』、これはせんぎょくのこと。帝こくから帝堯へかけての価値観として『磊落豪雄(らいらくごうゆう)』が当てはまる。そして『聡明才弁』が舜に相当するということで、中国の歴史的価値観・人物観をこの五帝で表しているということになるようです。
ということで出てきましたね、黄帝軒轅。
武力統一を果たした人ということで、修羅道というイベント名もなんとなく頷けます。
まあ、だからどうしたと言われると元も子もないわけですが、ちゃんと考えて作られているわけですね。
最後まで読んだ方、長々とお疲れ様でした(苦笑)。
こういった部分を知っていると、なんとなく楽しくなってくるかもしれません。
雑学として使ってもナンパは出来ないでしょうけどね(笑)。
PR
この記事にコメントする
★ ブログ内検索
★ プロフィール
HN:
MAO
性別:
男性
職業:
人材派遣のようなもの?
趣味:
酒飲んで寝落ちする
自己紹介:
おっさん魔導のMAOです。
まだまだこれからの魔導なので時間は
かかりそうですが楽しんで遊んでいきたいと
思っています。
まだまだこれからの魔導なので時間は
かかりそうですが楽しんで遊んでいきたいと
思っています。
★ カレンダー
02 | 2025/03 | 04 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 | 31 |
★ リンク
★ カウンター
★ 『いたずらぐまのグル~ミ~』のブログパーツ
★ 最新トラックバック
★ フリーエリア
★ 忍者アナライズ